電車通勤になってから
何冊か本を読んだよ。通勤中。
今朝、今読んでいる本の最終ページが近づいてきた。
その本はコチラ
ハックルベリイ・フィンの冒険(黄色いお店ではない)
もう何十年も前に訳されたんで、まぁ~読みづらいこと。
オマケに俺には、どこが面白いのかイマイチ分からん。
それでも、終わりが近づくにつれ、話しは面白くなったよ。
しかし、最後に出てくるトム・ソーヤのやることが、頭にくるんで、イライラ
早く読み終わりたかった。ガハハ
仕事を終えて、駅で新幹線を待ちながら、読みふけっていたよ。
新幹線が入ってきて、待っている人の列が流れ出した。
俺は本を一旦閉じて、慌てて乗車し、空いてる席に急いで座り、続きを読んだよ。
話しの最後は、まぁ~・・・それなりに良かった。
俺に読解力があり、古い言い回しじゃ無ければ、もっとおもしろかったかな?
余韻に浸りながら、ドアの上にある、電光掲示板を見ると・・・
『次の停車駅は 軽井沢 』って出ている。
あちゃー。やっちまった。
乗るはずのトキ号でなくて、1本早いハクタカ号に乗っちゃってたよ。
コレは高崎に止まりません。
最後の数ページを読み返すために、軽井沢経由で帰ってきた。ガハハ
この、ハックルベリーの話しには、たくさんの『叔父さん』や、『叔母さん』が出てくる。
たいがい、良い人たちで、ハックを可愛がってくれる。
親でも、親戚でもないのにね。
心の温かい、『あの人』のような、人たちだ。
あの人、北のお母さん。
そのお母さんに、俺があったのはほんの数回だけだ。
釣りの帰りに、札幌の寄った時。友達の結婚式の時。家族旅行に行って寄った時。
俺の母親でも、親戚でもないのに、優しく迎えて、もてなしてくれた。
『北のお母さん』 だったよ。
最後のお別れに行けないのが、とても心苦しい。
ご冥福を祈るしかなくて
冒険には、やはり優しい叔母さんの登場が必要なんだ。
そんな人にはなかなか会えないけどね。
ご冥福をお祈り申し上げます。
合掌