SCOTTを切ってみた。の、つづきね。
移動に飛行機を使う釣りの場合、以前に比べ荷物の制限が厳しくなった気がするよね。
機内持ち込み、受託手荷物、どちらも。
以前でも、GUAMだったか?SAIPANだったか?
パックロッドをビニルパイプで作ったケースに入れて機内持ち込みしようとしたら取り上げられた。
凶器になると言う理由らしい。
去年、GUAMに行く時も、"規定より長いので預かれない。"と、言われ、慌てた。
わずか数cmだったので、ケースの中で竿を曲げて入れ、事なきを得た。
北海道の時も、同じような事を言われた。
沖縄に行く際、JALに聞いてみたら"釣竿も預かります。スキーやサーフボードなどのスポーツ用品、弓道の弓なんか結構長いですけど大丈夫ですから。ただし、荷室の関係で預かれない場合があります。"と、教えてもらった。
そうだったのか・・・。
釣竿もスポーツ用品と認識してくれれば大丈夫みたい。
ここまで書いて気が付いた。
切る必要なかったじゃん!!ガハハ
みなさん、旅行の際は各航空会社のHPなんかで調べて楽しい旅を!
あ、でも、自己主張は大切だけど、空港でもめると面倒なのでお気をつけください。
まぁ~、そうは言っても切っちゃったし、実際、長いと不便なんでね。ガハハ
そうそう、この前、2PCを2PSと書いてました。ハズカシイ・・・
そんなわけで、改めてSCOTT G1009 2PCをぶった切って4PCにしてみましょう。
先ずは採寸です。
tip側が155cm
butt側は157cm 2cm長いのはエクステンションのせいでしょう。
先ず、butt側
この竿はスピゴットフェルールによるジョイントなので、オスのフェルール部4.5cmを引いた半分・・・
いや、ちょっと短くセクション3を75.5cm セクション4は74cm+エクステンションとしました。
気が付いた??
元より5mm短いです。ここ大切です。
繋いだ時のマージンね。
まぁ~、1cmでも良かったんだけど・・・
フェルール作成の時もこれがないと大変です。失敗の確立が高まります。
tip側はセクション2をセクション3の長さに合わせ75.5cm
tipのセクション1はマージン分を7mmほど取ったので、少々短くなりましたが・・・
まぁ~、こんなもんでしょう。古いスコットなんか長さバラバラだもんね。ガハハ
目立てヤスリで慎重にゴリゴリ・・・。ポキ
先端側
手元側
でも、ホント慎重にね。
慌てて割ったり、バリが出ないように・・・
出来ればドリルで回しながら最後までしっかり切りましょう。
切り口はヤスリで整えます。
そしたら、糸巻きしておきます。適当でいいです。でも、しっかり。
今回はソリッドグラス棒をフェルールにしました。
カーボンのソリッドって売ってないんかな??
なんて思って探したらネットオークションに出てました。ガハハ、もう遅い・・・
上のセクションに軽く差し込んで切る位置を決めます。
ココが先端になるんだけど・・・少しマージン取っときましょう。
端って、どうしても削りすぎるからね。
下のセクションの差込部分はご自由に。
俺は、
3cmくらい取りました。(後で8cmに変更)
後は、ドリルで回しながら削っては、付け。削っては。付け・・・。
少しキツイくらいまででになったら、耐水ペーパー600番で仕上げます。
くれぐれも削り過ぎないように。
コツは・・・
粗いペーパーでそこそこまで削ったら、差し込んでみてクルクル回して抜きます。
すると、太い部分はピカピカしてます。
そこを削ってまたクルクル。クルクル。。。
これを繰り返しましょう。
フェルール完成です。
先端は切って長さを調整しましょう。
今回は元から差し込むのではなく、上から差し込むことにしました。
30分硬化の2液性エポキシ接着剤を使います。
30分以上の硬化時間を持つものが良いでしょう。
乾くのを待つ間、採寸とラッピングを剥がします。
今回は9番という高番手。海で使うのが目的なので補強は絶対必要です。
SCOTTはそもそもブランク製作時にこの部分を強化していないような気がします。
なので、ラッピングをグルグル巻いて補強しているのでは??
今回は丁度いい位置にガイドがありました。
SCOTT純正の4PCも同じとこにガイドつけているんじゃないかな?
2PCも4PCも同じチャート使っているのか??
まぁ~、どうあれここのガイドを外します。
??
・・・。
ふぅ~、スレッドはオレンジでした。。。
オレンジぽい、赤のスレッド買って来ちゃったのに・・・
イヤになったので。ココまでです。
長かったな・・・
続きはまた今度。。。
※追記:この竿はキャスティング中に折れました。