道具の第一回目はこれだ。
たぶん事務員の写真に釘付けで、誰も見ないと思われる。ガハハ!
もうだいぶ以前のことだけど、Scottに黄色いグラスロッドがあったことは知っていた。
見たことは無かったけど。
黄色い竿か~~かっこいいなぁ~
なんて思っていた。
Scottというよりも“黄色”というところがポイントだった。
佐藤成史さんは『フライフィッシング』て本の中で、初めて買った竿は、黄色いイーグルクローだったと書いている。
記憶だと・・・フェルールが短く、思いがけない時にティップが勢いよく飛んでいったと。
まさにこのような竿であったのだろう
この竿は、6ft #6って竿で今では考えられないスペックだ。
俺は、この竿を釣具屋で見つけたとき、強烈な物欲に我慢できず、銀行に走り、金をおろしてトンボ返りし、迷わず自分の物にした。
まだ、オールドブームが来る前の事で、ネットオークションなんてなかったから、今、買うしかない。って思ったんだね。
価格も結構高かった。
目がHartになってて、いくらでも買うと、店の親父に思われたんだろうなぁ~
この竿では釣堀で何匹かの魚を釣っただけだ。
普段は壁にかかっていて、使う機会はない。
でも、手放せない竿なのだ。
この黄色い鷹の爪に掴まれて、道具を楽しむ世界に引きずり込まれたんだからね。